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2010年5月19日 (水)

友達の話

私の友達の話をします。

ここでは「太郎」という名前にしましょう。
太郎は大学で知り合いました。同じクラスでした。

太郎は3浪して大学に入学してきました。
入学早々に、クラスで彼が自己紹介をした時、
目尻にシワがあったので、「ひょっとすると、自分より年上かなぁ」が第一印象でした。

あと、着ている服がなんとなくオシャレというか、
大人っぽかった印象があります。

後で知ったのですが、彼はいつもイッセイミヤケの服でした。
ボンボンだったのです。

私が初めて六本木に行ったのは彼に誘われてでした。
今でも、六本木に行く度に太郎を思い出します。

太郎は高校生の時、陸上で相当の成績を納めていました。
どうしても大学で箱根駅伝に出たかったそうです。

多数の大学からの推薦入学の誘いがあったにも関わらず、
私と彼が将来出会う大学からは推薦がこなかったそうです。

彼は全ての大学からの誘いを断り、
一般入試で私と彼が将来出会うことになる大学に挑戦します。

彼は、2浪し、希望している大学ではなく、
高校生の時に推薦が来ていた駅伝強豪校大学に、
一般入試で入学しました。

さらに仮面浪人をし、最終的に私と出会う大学に一般入試で入学してきました。
彼に「太郎の高校の時の陸上の成績だったら、自己推薦でウチの大学に入学できたんじゃね?」
って聞きました。彼曰く、「自己推薦を知らなかった」でした。

彼は、自己推薦制度を使えば現役で入れた可能性があったのに、
3浪して大学に入ったのです。彼から学んだ教訓としては、
「情報を知っている知らないで、人生も変わる」でした。

ただ、私は彼が3浪してくれたことで知り合うことができたし、
彼も結果的に希望していた学校に入ることができたので、
どっちがいいかは今後の人生次第と思います。

一度、彼に聞いたことがありました。
「よく、3浪したね。途中で嫌にならなかったかい?」
太郎「俺、(陸上で)長距離やってたから、長くやるのは慣れてるんだよね」って言いました。

彼は最終的に箱根駅伝に出れたかというと、
長年のブランクと、ヘルニアを患ったのが原因で出れませんでした。
部活動には最後まで所属していましたが。

よく大学の教室で、「ヘルニアだから、こうすると楽なんだよ」って言って、
大学の教室の椅子の上で寝転んで、
ダンゴ虫みたいに背中を丸めてストレッチをしていました。

彼の大学生活はそれでは終わりません。
彼は、希望した大学に入学した嬉しさのあまり、
単位をほとんど取っておらず、当然のように留年しました。

太郎はここから普通ではなかなかやらない行動に出ます。
なんと、留年を隠すために、アメリカの大学に転籍しました。

しかも、全米トップ20に入る大学に。勉強して入学し、きちんと卒業したのです。
そして、アメリカの投資銀行に就職しました。

これだけ聞くと、エリートです。
というか、彼はアメリカではエリートです。

太郎が就職するとき「イリノイ州ってところに配属になったよ。イリノイ州ってどこだ?」
って言ってました。私もイリノイ州がどこにあるのか良く知らなかったので、
何かで調べたら、「イリノイ州のシカゴ」に配属だったようです。

彼も私もシカゴがイリノイ州にあるのを知らなかったのです。
「シカゴで投資銀行で働いている」って、

彼の過去を知らなければ非常にデキるやつと思われます。
彼は、最初はいつか日本支店に行けると思っていたようですが、
アメリカ採用なので、それは無いようです。どうやら永住する覚悟を決めたようです。

広告宣伝・販売促進・企画・マッチングのプロジェクトカンパニー

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友達の話を参照しているブログ:

コメント

はい、私もその人が誰なのか知ってますよ。その人と一緒に、私も六本木を歩いたことがあります。偶然入った喫茶店で、彼はコーヒーを思いっきりこぼしました。更に彼と大学近くの喫茶店にも入りましたが、そこでもパフェを急いで食べたせいか、後で下痢になったそうです。

彼は自身が3浪したにもかかわらず、学歴の低い人たちを必要以上にバカにします。そのくせ、彼の父親は聞いたこともない地方の大学卒で、彼の姉は偏差値表に載ってるのかどうかも怪しいぐらいの地方の短大卒です。そして彼は一度だけ、私の前で憤りを露にしたことがあります。何に腹を立てていたのかというと、雀の涙ほどの奨学金を貰いながら学校に通っていた人に「金を服やコンパに使うのはよくないよ。それだったら授業料に充てるべきだよ」と忠告を受けたからです。彼はそれに対し「はっきり言って、余計なお世話!」と主張していました。

しかし彼の人生も、意外にドギツイ局面もあったそうです。アメリカの学校に入学してからは、数ヶ月に1度ぐらい2-3週間ベッドに寝なかった日々があったそうです。宿題の量が多過ぎた為、夜(厳密に言えば朝)6時頃まで勉強→9時登校の日々だったのです。つまり、まともにベッドで寝てしまえば、9時に起きることができない。従って、起きれる限り起きて(勉強し)、気がつけばソファで仮眠という連続。

そしてアメリカの大学での最後のセメスターで、急にマイナー(副専攻)を獲ることを決意しました。急に決心しただけあって、最後のセメスターは殺人的なスケジュールだったそうです。1セメスターの所定単位数の上限をはるかに上回っていた為、学部長からの承認を得る必要がありましたが、彼の強い説得もあり、学部長も最終的には折れた(承認した)そうです。

彼は最近、非常にナーバスになっていることがあります。彼は34にもかかわらず、今も独身なのです。同期のほとんどが結婚し、子供が複数いる家庭も少なくありません。ひょっとすると、彼は40ぐらいまで独身でいるかもしれません。大学時代は300%の確信を持って「30前に間違いなく結婚できる!」と思っていたようですが、世の中そんなに甘くはないのです・・・。年も年なので、以前のような体でもありません。現在、彼の体重は73kg。大学時代の体重が62kgだったことを考えると、明らかに彼は全盛期を過ぎ、徐々に根性もなくなってきているのです・・・。

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